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レース中の事故

今年も日本山岳耐久レース(ハセツネ)に参加してきました。自分のレースはそれなりの結果が残せたと思いますが、レース後に大変残念なニュースが入りました。まずは、そのことを書かずにいれません。

レース後、いつものようにIさんと食事をしているときに、御前山に登る手前の小河内峠のあたりで、男性が転落していて、木にかかった帽子は見えるけれど、姿がみえず、呼びかけてもまったく反応がなく、心配だという話をされました。直後にいた女性が、携帯で電話をし、レスキュー隊がかけつけることになったことまで確認をしてレースに復帰されたらしいですが、その後の様子を気にかけてました。

その後解散し、私は名古屋に帰るため、新幹線に乗ったのですが、車内に流れるテロップ式のニュースで、その男性が死亡したという速報が流れ、唖然としてしまいました。

Web版のニュースによると、
・20日に23時25分頃、急斜面で200m滑落
・21日の早朝ヘリコプターで病院に搬送
・全身への強い打撲が原因で死亡
ということでした。

道幅が狭く、片方が谷になっている箇所は、コース上他にもたくさんあります。私もこういうところでよく転落事故が起きないなあといつも思っていたのですが、こういった油断すると危険な場所は、結構集中しているので意外と大丈夫なのかというのが経験上思っていたことでした。

実は、今回私自身も谷側に転落し、自分の身長分ほど落ちてしまいました。真っ暗闇のなかではっきりしたことはわかりませんが、結構木などがありなんとかそれらにつかまって這い上がることができました。それだけに、今回の事故には恐怖を感じています。

私の場合、大ダワをすぎた50km付近から背中に強烈な張りを感じ、体のバランスをとることができなくなり、集中力を欠いたことが要因だと思います。

亡くなられたかたが転落した小河内峠は、第2関門である月夜見駐車場の先にありますが、この関門はこのコースで唯一給水があり、直前に最高峰の三頭山の上り下りがあることから、多くの選手が小休止をする場所です。ここを通過する時間は、トップの選手を除いては、夜更けの始まるころで休みすぎると体が冷えて体の動きがにぶくなる可能性もある場所でもあると思います。私も昨年、こういう状況になり第二関門の先はかなり苦労しました。

このレースは夜を徹するレースで、自然のなかを走ります。途中ちょっと休みたいと思っても、寒さでなかなかそうも行かないケースもあり、こういう状況に対応するため、ある程度の山の知識や経験は必要ではないかと考えています。

状況については、新聞報道とIさんの話によるものしかわからず、今後明らかになるであろう大会本部の原因究明の結果を待って、自身もいろいろ考えてみたいと思います。

お亡くなりになられたかたのご冥福をお祈りいたします。

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コメント

まずはお疲れ様でした。
応援に行った暢ちゃんからそれらしき情報をメールで受けましたが。
しかし、それは(転落)VIP氏の情報でした。
心配していましたが、他にもその様な事故が発生していたなんて...
真夜中の山道走る訳ですからね。
要対策でしょうね、大会主催者側。
もしその方に家族、子供や奥さんがあるのであれば...
なんと言ってよいのやら。
ご冥福をお祈りいたします。
VIP氏、無事で良かった。

投稿: iwaki | 2007年10月22日 (月) 23時16分

私のことを話しているときは、まったく事故の情報は知らなかったので、ちょっとした笑い話でした。
いろいろな情報をみましたが、200m転落するなんてどんな状況で起こるのでしょう?そのあたりがポイントのような気がしています。

投稿: val | 2007年10月23日 (火) 22時51分

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